断捨離を続けています。
きっかけはいろいろありますが、10月からごみ袋の値段が変わってしまうのが一番の要因です。
おおよそ3倍の値段に変わります。
10枚 現在 値上げ後
小(20L)38円 ➡ 120円
中(30L)50円 ➡ 140円
大(45L)70円 ➡ 220円
すでに古い袋が品切れで生産終了し、どこに行っても新しい袋しか売っていません。
のこりあと6週間で何ができるか、できるだけ出そうと思っています。
父の部屋の断捨離はすでにできるものは終わっています。
- 衣類
- 介護用品、たん吸引器・パルスオキシメーターなどの医療機器
- 布団など押し入れは空っぽ
しかし困ってしまうものが多くあります。
自分が死ぬときに残った人が困らないように、先に片付けるべきものをご紹介します。
それはずばり
- 卒業アルバム
- 日記
- 写真(古い明治、大正時代のカビが生えているもの)
- 記念コイン・古いお金
- 手作りでもらった品物(大きな絵画)・大型家具
本人の手で終わらせる、処分してもらうのが一番だと思います。
一つずつ説明したいと思います。
よかったら最後までお付き合いください。
卒業アルバム
小学生のころの卒業アルバムが出てきました。
物持ちがいいといいますか…
父の12歳のころの写真を見て面影が、父の弟(叔父)にそっくりだなと感じました。
本当はお棺に入れて一緒に燃やしてあげたらよかったのですが、
その当時は発見できませんでした。
卒業アルバムはとりあえず父が映っている部分だけスマホで撮り、処分することにしました。
日記
父の日記、ノートブックが数十冊出てきました。
しかし、ひどいくせ字で読むのが難解でまったく読めません…
これを読むことによって、自分がどう感じるのかはわかりませんが、
日記というのはそもそも人に読まれるために書かれてはいません。
本人の心のうちにそっとひそめておいたほうがいいのです。
日記というのは書き出されたときに
思いの丈を文章に言語化して、感情が浄化され、その役目を終えているような気がするのです。
また、本人が何年もたってから読んでみて心が揺すぶられることもあるでしょうし、反省や振り返り、その日記を読んで今後の自分の今後を変えていくという改善のために使われるならばいいでしょうが
後から読み返すということはめったにないような気がしています。
写真
写真は捨てられない最たるものでしょう。
自分が生きている間に生きていたという瞬間を切り取った証であり、
旅行や記念日、楽しい感情が乗っていることも多くあるでしょう。
しかしそれはこの世を卒業していくにあたり、本人以外は必要のないものとなっていきます。
私も写真・アルバムが段ボール数箱にわたって保存してあります。昔のまだネガも含めて。
やはり捨てていくという行為は、破壊されるようでせつなくてとても胸が痛くなりますが、
物がなくなったとしても胸の中にある思い出は誰にも消すことはできないでしょう。
古いアルバムは、大正明治時代のものがあり、これも捨てるのに戸惑います。
自分が知らない祖先のことを保管しておきたいという気持ちはありますが、注意書きも何もない状態で、誰かわからない写真をずっと手元に置いておくのは考え物です。自分が死ぬときにやはりほかの人を困らせてしまうので処分するしかないと考えています。
記念コイン、古いお札
記念コインは、捨てていいものかどうか迷います。
買取所に持っていったところでゴミ同然のような気がしてなりません。
非常に古いもので会社からもらった記念品のようですが、無事故記録とか何とか証書とか、その功績を認めるもののようですが、父が退職してすでに15年以上たっており、古すぎて触るのも気が引けるほどです。
それから、記念硬貨があります。オリンピックの記念硬貨(500円玉)のようですが、すでに使われた形跡があり、価値がそれほどない(額面通りの)可能性が高いです。
ほかには聖徳太子のお札などがあります…😓折れ曲がった跡があるので価値はないでしょうけどね。
これってどうしたらいいんでしょうか。銀行行っても交換手数料取られそう…
手作りの品(手書きの絵画)・大型家具
絵画
父の友人で、手書きの大きな額縁に入った絵画を送ってくれた人がいました。病気の父に元気になるように、自作でアクリル画を描かれたものです。
ご自身の体調も悪く、父の葬儀には来れずじまいで、それ以降音信普通なのですが、その絵を処分していいのかもまた迷います。思い入れのある絵画だとしたら、本当はお返ししたほうがいいかもしれませんが…
ハンドメイドや、世界に1つしかないものを捨てる際には勇気がいります。
大型家具
また大きな家具も同位とさせていただきました。
解体するのにも持っていく手間がかかりますし、業者を呼ばないといけないとなるとそれ相応の費用が必要です。(タンス1棹処分をベンリーに頼みましたが、回収費用で12000円ほどかかりました)
大きなタンス・食器棚などはいくつも持っていても中に入っているものをまず分別して捨て、そしてそのあとに本体を捨てる作業があります。
介護ベッドなどは借りていたために死後には引き取りに来てくださり助かりました。
大型家具などはレンタルするほうがよいかもしれませんね。
まとめ|物には寿命がある 買う前に捨てるときを考える
物には寿命があります。
いつか壊れるものです。
そしてそれを捨てていいのかどうかは、自分が生きているうちに自分で決めていいのです。
所有権が自分にあるうちに、自分で弔うのがベストと思います。
そして、物が多すぎて困っていたり、あっても使わないということが頻繁に起こる場合
物を買う前に、捨て方を考えてみる必要があります。
そんなに物があって、すべて使い切るかどうか。
そのとき、「欲しい!」と思ったけれども使っていないもの、結構あります。
香水やジュエリーなど。空港の免税で買ったりしましたが、ほとんど日常に戻ってからは使っていません。しかも香水は中身が出ないので捨てるのが大変です。
欲しい!と思うときの脳と、日常に帰ってからの生活はまったく違うということに注意しておかねばなりません。
また両親は生命保険に入っておらず、亡くなったとしても葬式の費用も出ない、そしてすべて実費・自腹となりました。
捨てるのにお金が発生することも多くあるため、自分が死ぬときにはせめてその処分費用を残しておきたいと思います。
最後までお読みくださりありがとうございます。
私はこのエンディングノートに、保険の内容や銀行口座やPWなどすべて書いてあります。
しかし数年ごとに見直しが必要ですね。クレジットカードなどは解約していることもありますし、スマホやネットの回線も数年後には違う会社での契約をしていることもあります。
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