12月もあと少し。びっくりするようなスピードです。気が付いたら大晦日、そして新年になっていてもおかしくない速さで過ぎていきます。
なぜ日中、時間を意識していないと時間があっという間に過ぎていくのか、ピン!ときました。
それは無意識で過ぎていくからです。
人の潜在意識は95~97%以上、顕在意識は多くて2~3%と言われていて、最近の研究では0.1%が顕在意識だそうです。ほとんどが潜在意識に支配されていますね。
桑名正典さんもおっしゃっています。
私たちが普段意識できているところは、顕在意識と言いまして
最新の脳科学では、0.01~0.1%ぐらいだと言われています。
引用元:職場や周囲の人から大切に扱われる方法
無意識の時間は流れるように自動運転で、時間が過ぎたという感覚もありません。
何かをするときに『意識をすることがとても大切』ということをヨガの先生に教えていただき、そのことがずっと心に残っていました。
- 意識をすること
- 普段自分が何かをするときに意識しているかどうか
深堀してみました。よかったら最後までお付き合いください。
無意識の行動をいつもしている
自分の行動を振り返ってみると、そのほとんどが無意識の状態で行われていることに気づきました。
「これをする」と思って実行しているのに、無意識で行っているということすらも無自覚でした。
編み物
編み物は無意識の世界にどっぷりと浸かっています。
たまに下の段で間違えて、あとからほどく羽目になりますが、そのとき間違っているということに気が付かない、それは無自覚で編み進めているためです。いつも自分が今どの段を編んでいてどこまでやるのかということに目が向いていません。YouTubeを聴きながら、ただひたすら目の前にある毛糸を編み進めている=自動操縦です。
歩くこと
歩くこともまた無意識で行っています。
腕を振って足を上げて、どこに力が入っているのかまったく気にも留めていません。自分が聴きたい内容に集中しているので、歩いている動作よりも内容のほうに心が囚われています。
料理
料理も無意識でした。
何を作ろうかと考えているときは自分の意識が起きていますが、いざ作るときには自動運転です。自動的に何が必要か判断し、動作を進めていくのは無意識が行っています。
車の運転
運転も出かけるとき、いつも通る道は無意識で運転しています。
たまに違う場所に行かなくてはいけないのにいつもの道のほうに来てしまった、ということも少なくありません。それだけぼーっと運転していて、いざ飛び出してくるときにはハッと顕在意識に戻る感じですね。
掃除
掃除もどこをやるのかを決めるのは顕在意識、やっている最中は無意識でやっています。
食事をする
ご飯を食べる間も、スマホを見たりTV見たり、ご飯に注目して食べていることが少ないように思います。
なんとなくの憶測ですが、事の発端はスマホにあるような気がしてきました。
気をそらしてしまう原因です。
スマホを見ながら何かをする
運転も、スマホを見ながら運転する人が増えました。
人と会っている間も、目の前に人がいながらスマホを見ている人も多いです。
通勤途中、電車の中ではスマホを見ている人がほとんどです。
自分たちの生活を豊かに、快適に、便利にしてくれている存在が、気をそらしてしまう原因になっているのは何とも悲しい限りですね。
もうスマホがない世界は想像ができませんが、それによって今に集中することが難しくなっていることも現状です。
MEDITERRACE|意識づけをすること
人間は常に忘れてしまう生きものです。
私の場合、悪いことは忘れない、なぜなら何度も思い返して脳に定着させてしまうからです。
そして肝心のこれからやらなくてはいけないことを先延ばししたり、重い腰が上がらなかったり…
将来のやりたいことや願望・目標を達成するためにはどうしたらよいのでしょうか?
それを考えているときに、こちらの動画でちょうどタイムリーなことをおっしゃっていました。
前回もご紹介した【MEDITERRACE】メディテラスのタッカーさんの要約です。
行動を決めているのは意識
自分が望むとおりに進もうと思ったら、常にいつも意識している必要がある。
意識を一点集中させることによって、今まで自分ができないと思っていたことが可能になることがたくさんある。
いわゆる気が付いていない、無意識の状態では意識を外している時間が長いため、下記のようになりがち。
●何かを実現したかったとしても「○○する!」という行動を忘れている(注意散漫)
↓
●目標自体を忘れてしまう
↓
●追い求めることすらも忘れてしまう
日常で忙しく動いている中で、買い物に行ったり、掃除・料理などの家事、身の回りのことをしているうちに
- 将来の目標を忘れてしまう
- ぽっと頭から外れてしまう
- 優先順位を飛ばして、自分の好きなこと(主に編み物)ばかり追い求めてそれに集中してしまい、本来やるべきことや以前からやりたかったことが片付かない
なんてことが私の場合ほとんどです。
この場合、タッカーさんは以下の改善案を提案してくれています。
紙に書いて貼る
目の見えるところに置くことによって、意識づけがなされる。
0.1秒見るだけでも意識に入るので、自分の目標、こうしたい・こうなりたいという願望を貼っておくことが大切。
アファーメーションの言葉を聞き続ける
常にポジティブな言葉を聞き続ける、願望に向かっていることを自分に対して意識づけをすることが大切。➔潜在意識に入っていく。
環境から整える
自分を追い込む環境を作ることが大切、外見を整えるのも一つの方法。
(例)
痩せたいのであれば
➔ジムに申し込む
➔体重計やアップルウォッチを買ってしまう
➔よい洋服を買う
仕事をレベルアップしたいのならば
➔仕事のための本や教材を準備する
など自分を鼓舞する材料をそろえておくのも大事なポイント。
意識づけをすることによって、その方向に自分の行動を引っ張ることができるそうです。
まとめ|意識をする、その方向を見ること
普段、意識をしていない時間がほとんどだということに、ようやく最近気が付きました。
ずっと本やYouTube,ネットの情報などでは言われていた言葉なのですが、自分が起きている間は意識していないわけないだろうと勝手に思っていました。
しかし、無意識に沸いてくるネガティブな感情や、過去の記憶に囚われている自分。
なりたい方ではなく、なりたくない方ばかりに意識を使ってきました。
過去に起きた嫌な記憶や、そのときに起きた悪い感情と、今の自分の思考、感覚、感情を一体化させていました。
そして現実に起きている時間は、無意識とはまったく自覚していないのです。
無意識であることすらも、自覚していないので、目が覚めないわけです。(夢の中にいるような状態)
このままではいけない
こんな自分では無価値だ、
生きている意味なんかない
とずっと自分を責めることに時間を費やしてきたわけです。
それでは人生がうまくいくはずもないのに、自分の資源であるこの人生の時間をただ自分責め、過去の回想に使ってきたのです。
それ自体が悪いことではないですが、それだけでは人生を前に進めることができませんでした。
そして最近、自分の時間を自分責めに使っていたということに気づいたわけです。
・今の自分(の状態)に気づくこと
・意識をする方向を変えること(集中させる)
・意識をしつづけること(継続)
それだけでも気の持ちようはずいぶんと変わってきます。
さらに大切なことは、気づいたときに自分を責めないことだと思います。
そこからまた自己嫌悪が始まってしまっては、意識を向ける方向を誤ってしまいます。
本来は自分が幸せであるために自分を高めていくことが目的だと思います。
長くなりましたが、最後までお読みくださりありがとうございます。
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