8月4日、土用の二の丑の日、今年二回目のうなぎを食べました。
スーパーで買ってきた国産のうなぎです。
しかし今回のうなぎは骨が多く、そこまでおいしさを感じられるものではありませんでした。
骨がのどに刺さらないように細かく箸で切ったり、骨を抜きながら食べたので、おいしさを味わうよりものどに刺さらないように注意深く食べていた印象です。
なんだよ今回のうなぎは…!国産うなぎなのに、もうあの店では買いたくないなとか
ついつい文句を言ってしまいそうになりました。
しかし命をいただいている以上、文句を言うよりもありがたくいただきたいです。
そんな文句を言いたくなることや自分の期待に対してガッカリしたこと、人とのトラブルがあったときなどSNSなどで文句や愚痴、不平不満を言ってしまうこともあります。
そんなときにすぐ目の前にある幸せや豊かさに感謝することを考えてみました。よかったら最後までお付き合いください。
SNSでの文句 クレーム
赤ちゃん連れでタクシーからベビーカーを下ろしたあと、荷物が入れっぱなしだったのに、そのままドア閉めて行きそうになったというお話でした。
こちらの記事を見て思ったことは、
ベビーカーをおろすときに、
まだ荷物ありますので
すみませんがもう少し待ってくださいね!
と言えばよかったんじゃないでしょうか。
私ならそう言うと思います…
相手に対して、「普通ならこうするでしょ⁈」という期待・ハードルが高すぎるのかなと想像します。
モデルという特性上、相手から何かをしてくれる、満ち足りた環境だったのではないでしょうか。
この場合はタクシードライバーに対しての期待
- 荷物の多い女性と赤ちゃんには配慮するべき
- お客様に対してはちゃんと親切に丁寧に接するべき
忘れものありませんかというのが当たり前でしょ!
という観念が強かったのではないかなと察します。
もちろん荷物が多いママさんに対しては思いやりや配慮すべき部分があると思います。
しかし一言相手にいえば済む話です。
ドライバーにちゃんと言えば、それで当事者同士の問題解決かと思うのですが、その一部始終をSNSでさらしているのもどうかと思いました。
この中で感じた一番の問題は、
「迎車代もあるからおじさん、2~3分で980円も稼いだじゃん もう少し…待ってくださいよ…」
引用元:モデルの美優、0歳息子と乗ったタクシーの対応に憤り「本当親切じゃない」 荷物を降ろす前にドアが閉まる
そのタクシー乗車の2,3分で980円稼げたんだからいいんじゃないの?というセリフです。
ご自宅に迎えに行くまでに数分以上かかっていますし、車に乗っていたのが数分だとしてもベビーカーの出し入れで2,3分はかかっているでしょう。
お金稼げたからいいんじゃないのという精神がなにかしら、こちらが払ってあげてるんだからそれくらいしてよという意図にも組みとれるのでコメントが荒れているように見えました。
お店や労働者などに対してお金を支払ってサービスを受けるお客様側が神様ではないのですから
そこはお金うんぬんの前に、人間として対等ではないかなと私は思います。
タクシーに乗れなかったら、暑い中汗を流してベビーカーを押して、ダラダラと歩いていかねばなりませんでした。
それがタクシーを呼んで、快適に涼しい中をdoor-to-doorで、わずか2分で駅まで行けたんですからそれはそれはありがたいことだと思います。
子ども連れなのだから、考えてよ!と思いやりを強要されることにちょっと違和感を抱いたニュース記事でした。
寝る前に感謝すること
以前、毎日3つ寝る前に感謝できることをノートに書くとよいとお伝えしました。
それはすごく理にかなっていて、どんなに自分が恵まれているかがノートに蓄積されて心の貯金が増えていくかのような感覚になります。
「ないない」と思って、足りない方向だけを見ていると、本当に暗く落ち込んだ気持ちになりますが
それを「あるある」の方向に持っていければ気分も明るく眠りにつくことができます。
健康であること
- 手足が自由に動かせること
- 目が見えること
- 耳が聞こえること
- 言葉が話せること
- 痛みがないこと
- 眠れること
- 食べたいものを食べられること
当たり前のことは当たり前じゃないんですね。
インフラが整っていること
- 古くても雨風しのげる家があること
- 外に出なくても宅配便が家に荷物を届けてくれること
- 電気代が高かったとしても電気を使うことができること➔それも24時間
- 暑い時期に外に出なくても部屋で涼んでいられること
- ちゃんとひねれば水が使えること
- 夜中でもあったかいシャワーを浴びることができること
- 電化製品が壊れずに使えていること➔エアコン、冷蔵庫、TV、洗濯機、スマホなど
- ネットが使えること
- 夜でも治安がいいから外を歩くことができること
- ちゃんとゴミを収集してくれる人がいるから清潔に保たれていること
- 暑い中でも建築業や道路工事など頑張ってくれている人がいること
- 買いたいものが安く手に入る➔スーパー、コンビニ、お店もろもろ、飲食店などで働いてくれている人がいるからこそ
- 農家さん、酪農業、漁業などの従事者に感謝➔食料を供給してくださるからこそ食事ができる
- ガソリンを入れられること➔スリランカでは国が破綻してガソリンを入れるのに1週間以上も待たされることがあり人が亡くなったという
- 病院などでも医療従事者がこの大変な中24時間働いてくれている
- そのほかもろもろの経済を支えてくださっている方々…
外で働いてくれている人がいるから、自分の生活が成り立っているということに感謝せずにはいられない
いろんなことを考えると、思い通りにならないことがあったり、不便なことがあったり、値上がりの波はありますが、それを差し引いても、今の日本は本当にありがたいことがたくさん詰まっています。
他国よりもデフレなので物の値段がとても安いし、安くてよいものが手に入る。100均などはアイデアの宝庫で、行けばワクワクします。
ネットでも最安値を検索できますし、Amazonプライムの年会費は日本は4900円ですが、アメリカは139ドル(2万円弱)だそうです。
感謝の基準を下げれば、どんなものでもありがたいものに変わっていきます。
ないと困る、ないと文句言うのはお門違いで、普段からどれだけ感謝できるかによって人生の質が変わってくるように思います。
まとめ|当たり前のことは当たり前じゃない
外で多少嫌なことがあったとしても、自分がすでに持っている豊かさ、環境に恵まれているということに気が付ければ、そこから幸せになれます。
自分が病気になったときや、動けなくなったとき、当たり前と思っていたものが使えないとき、不便になったときにはじめてわかります。
当たり前と思っていること、基準を見直してみませんか?
寝る前に書くと、潜在意識に入りやすいといいます。今日よかったことの3つだけでも寝る前に思い出すといいかもしれません。
感謝は沸いてくるものなので、あえて強要したりするものではないと思っています。
心が落ち込んでいるときや、イライラとささくれ立っているとき、「どうせこんな自分なんて…」とすねているときなどは、なかなか感謝ができないこともあります。
そんなときは栄養のあるものを召し上がって、ゆっくりよく寝て休んでください。
心の中のエネルギーが不足していたり、ネガティブな感情(怒り、苦しみ、つらさ、憎しみ、うっぷんなど)が溜まっていることがあります。
また浮上するまでの心の整え方については別の記事にしたいと思います。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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