忙しすぎて辞める人。暇すぎて病める人。という本を読んでいます。
本書の中で
感情のほうが思考よりもパワーが強い
ということが意外でした。
考え過ぎの人は必見の内容となります。
よかったら最後までお付き合いください。
5分くらい考えても答えの出ない問題は考えないほうが良い
それは自分の中に答えがない問題だから。
私達は自分の枠の中でしか考えることができない、
考えるために考える、答えのない問題を延々考え続ける行為は、考えすぎて自分を傷つけることになりかねないと筆者の根本さんは言います。
考えること自体が目的になっていて、考えていても何も変わらない。
その考えが本当に正解なのか検討し始める。
そして理屈を並べて間違い、不十分であると理由づけし、また問題を考え直す。
もし考えが正解であれば不思議な満足感が得られる。
そしてまた次の問題を考える→現実はかわらないまま。
思考では行動しない
現実を変えるためには行動をするしかない。
しかし
わかっちゃいるけどなかなかできないんですよ
という方も多い。
なぜできないのか?
怠け者だから?変わりたくないから?
また考えぐぜに走ってしまいそうですが、
実は私達の行動は、「思考」からではなく
「感情」が伴って初めて「行動」をすることができる
のです。
たとえば頭では掃除しなくては、と思っているのに
感情では「えーいやだよー面倒くさいよ〜」と思っていて行動をしない。
つまりは
頭で考えていることよりも、心で感じていることのほうがはるかにパワーが大きい
のです。
これが考えていても何も変わらないの正体です。
頭<<< 心(変化を起こすのに必須)
まとめ
私をふくめ、日本では考えすぎてしまう人は多いかもしれません。しかし考えすぎはときに有害にもなります。
5分考えても答えが出ない問いについては自分の中に正解と呼べる答えがない
なぜなら、人は自分の枠の中でしか物事を考えられず、外に正解があるならそこでやめたほうがいい、
考えすぎてしまうことによって自分を傷つけてしまう思考が出てきやすいという点に注意しなくてはと思いました。
思考<感情のほうがパワーが強い
行動しなくては何も現実が変わらない、
というのは頭ではわかっているけれども、でもできないんだよ…!という方、多いと思います。
感情が伴っていないとなかなか行動がしづらいです。
これは身をもって体感しています。
やせたい(思考)<食べたい(感情)
のようにダイエットにしろ、仕事探しにしても、やりたくないと思っているうちはやりたくないという気持ち、心に引っ張られてしまいます。
感情にはとても強い力があるのですね。
この本には、考えすぎを辞めるメリットについて書いてあっても、
心を使ってどうやって行動を起こしていくかということは書かれていないので、
どうやって心が伴わないこと、やりたくないことに対して行動を起こしていけるのか知りたくなりました。
追記 心=潜在意識ではないか?
ふとひらめいたですが
これは、よく言われている
顕在意識 VS 潜在意識
のお話ではないかと思ったのです。
頭で考えていることよりも心の中の本音で思っていること、信じ込んでいることのほうがはるかにパワーが大きい、1%対99%くらいの割合だと言われています。
それを著者の根本さんは「思考」と「心」というように心理学として説明されていますが
心で思っていること=潜在意識
としてとらえたほうが納得もいきます。
最後までお読みくださりありがとうございます。
「思考・感情・行動」が思いのままになる! 世界一カンタンな“自己コントロール”の方法 (大和出版)
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