追記あり【ジュセリーノ】安倍元総理の暗殺予言の情報は本物か嘘か?情報操作を自分で考える力

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情報本物 雑記

2022年7月8日、事件は起こった。

安倍元総理の暗殺だ。ショッキングな情報が世間を包み、今もまだなお深い悲しみと犯人に関する情報が数多く出てくる。

しかしその事件を予言していた人物がいるという。

それはブラジルのジュセリーノという予言者だ。

昔流行っていたため、ご存じの人も多くいることだろう。

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今回はその内容を深堀してみようと思う。

【追記①】7月17日予言の台湾地震は来ず、7月28日予言の飛行機墜落も特に報道されるニュースはない

【追記②】11月17日現在、11月16日予言されていた高知の地震は来ていない

安倍元総理の暗殺予言

そのジュセリーノ氏が、この暗殺事件を事細かに的中させていたというのだから驚きだ。

こちらの画像を見てほしい。

これは彼が予言した14のことが書かれているメッセージだ。

画像引用元:https://www.jucelinodaluz.com.br/previsoes/1251-shinzo-abe-homenagem
ジュセリーノ#2
クリックして拡大

画像引用元:https://www.jucelinodaluz.com.br/previsoes/1251-shinzo-abe-homenagem

この4番目の予言を拡大してみた。

英語を訳してみると

安倍元総理が2022年7月8日の演説中に銃で打たれる可能性あり

奈良県の大和西大寺駅のそばの路上で

演説中に銃で撃たれ

出血、心肺停止で

命を失う危険あり

犯人はTetsuya Yamagami

奈良市出身の日本人

事件の発生すぐそばにいた彼が容疑者だ

細部にまですべて予言が的中している。まるで安倍元総理を襲った銃の弾丸のように。

あたかも映像やネットの情報を見てから書いた、後出しジャンケンのように受け取れる。

ジュセリーノは日本人ではないので、漢字が読めるわけもなく、ネットニュースでのローマ字表記をそのままコピペしたものと推測される。

やまがみか、やまうえか、日本人でも読み方が分かれるところ。

これがもし本当であるならば、日本の政府官邸は何をしていたのかと思う。

事件の場所や犯人の名前までが分かっているなら、あえて危険なその場所に安倍元総理を出向かせたりしないだろう。

この書類に印鑑で押された日付は2020年1月6日と事件の起きる2年半も前の話。

そして、このメッセージがネットに出された情報の日付は2022年7月12日

暗殺の後だ。スキャンや画像加工の技術があればいくらでも日付加工はできる。

本当に暗殺の危機が迫っているなら、その日が来る前にこの情報をネットに載せることだってできたはず。

「安倍さん、十分注意してください」と。

この書類の宛先が政府官邸になっているのだが、実際に送られている可能性は低い。

14のメッセージのうち、ほかの予言で過去の日付や名前のローマ字は、ネットの記事をもとに書かれたものとみて間違いないだろう。

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菅さんが後継者 岸田さん100代目総理の予言

2番目の予言、次の総理は菅さんに引き継がれる

安倍氏の潰瘍性大腸炎が2020年6月に再発し夏に悪化する。

それにより安倍氏は総理を辞任し、2020年9月14日、次の総理はYoshihide Sugaが選挙で選ばれ、9月16日から総理の職に就くだろう。

これもまたニュースを見たままをコピペした印象。

岸田さんに関しても、2021年10月4日、菅さんに変わって、日本の総理大臣100代目に選出されるとある。

今後当たるかはわからないが、地震の予言も気になるところ。

台湾の地震予言 7/17外れた←9/17-9/18に発生

14番目の予言

2022年7月17日、巨大地震が台湾を襲い、多くの死傷者がでるだろう。

2022年7月28日 火災と飛行機の墜落の危険。

2022年7月21日 交通事故で多くの人が亡くなるかもしれない。

9月にもまた大きな(地震?)があるだろう。

本当だろうか…としたらあと2日しかない。

起こらないように祈る、見守るとしか言いようがないが、これが当たらなかったら安倍元総理の話はデマと考えてよさそう

【7/18追記】7月17日の台湾地震は特に報道されていない

➔台湾の地震は9月17日~9月18日に発生した

7月21日の大規模な交通事故は検索しても出てこない

【8月8日追記】7月28日の飛行機墜落に関しても報道はなかった

火事はいつでも毎日どこかで起きるため、適当に言えば当たるだろう。(逆に火事がなかった日はあるだろうか?)

地震に関しては日本の地震も予言している。

高知での地震予言 11月16日 ←来なかった

10番目の予言

M9.0の強い地震が高知エリアを襲うだろう。(この地域よりも以前に根室、千葉、横浜のいずれの場所でも)

2022年11月16日に(もしくはその日までに)この地震は津波を伴い、日本の一部の地域に影響を及ぼすだろう。

「南海トラフに関しては80%以上の確率で来る」とずっと言われ続けているので、当たれば八卦、当たらぬも八卦と言えよう。

こちらの記事には、”高知県室戸市の室津港の地盤隆起の変化が確率算出の根拠となっている”とあり、高知県と予言したことと何らかの関連があると見ている。

画像引用元:東京新聞:南海トラフ地震 30年以内の発生確率「70~80%」に疑義 備えの必要性変わらないけど…再検討不可欠

11月16日大きな地震は来なかった。

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まとめ|いったん立ち止まってファクトチェックを

これまでの情報を振り返ってみて、情報は操作されている可能性が高いです。

とくに、日付や場所、犯人の名前の読み方までぴったりと言い当てているのは、過去の事実、ニュースの情報を書面にしてあたかも自分で予言を作り上げたとしか言いようがありません。

それに対してこのネットで書面が出された日付(7/12)よりも未来の予言に関しては、奈良のように場所を指定せず、地震が起きるのは○○のどこかとされており、よりあいまいな表現となっています。

ネットでの情報は正しいものも多いですが、偽の情報や怪しいものもたくさんあります。そしてその偽の情報には、提供した側に利益があります(YouTubeでいえば炎上させて再生回数を稼ぐ、偽情報でアクセス数を増やして広告収入を得る、もしくは信者を増やすなど)。

  • 出所がどこからなのか
  • それは個人の考えや偏見のフィルターが入っていないかどうか
  • 怪しい情報をそのままうのみで信じてしまっていないか

おかしいと思ったら一旦立ち止まって、自分の頭で冷静に考えることが必要でしょう。

とくに人は不安なときや地震、災害、戦争など恐怖感が強い情勢の場合には付け込まれやすく、簡単に情報を信じてしまいます。

画像引用元:https://www.asahi.com/articles/ASP9P34TKP9KUTFK034.html?iref=pc_photo_gallery_bottom

追記

そもそも予言者というのは

なぜ予言をするのか?ということを考えてみました。

もしその予言者がまっとうな善人であると仮定して

一番の目的は

「今から起こるであろう不幸や悲惨な出来事、災難が起きるのを避けるために警告をする」

ではないかと思います。

その予言が当たるか当たらないかだけに焦点を合わせるわけではなく

その悲惨な出来事を予期して、地震などの避けられないのであれば、できるだけ軽い結果になるように準備・注意することが目的だと思います。

今回のネットの情報開示の書類では、

「私が言ったことがドンピシャで当たりました」

と世間に知らしめるための、注目集めの人気度や自己顕示欲のようなものが見え隠れし、ざわざわと落ち着かない気持ちになりました。

もしも人の生き死にの日付や犯人の名前、場所、場面までわかったとしたらそれは人間ではなく、神に近いものだと思います。

人が殺害される予言が当たった時点で、予言が当たってよかったとはならず、むしろ阻止失敗となります。せっかくその能力を持っていたのにうまくいかせなくて残念でした。

最後までお読みくださりありがとうございます。

安倍元総理のご冥福を心より申し上げます。

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