昼間ヨガをしている最中に、突然猛烈な腹痛に襲われました。
しばらくは我慢してヨガしていたのですが、20分過ぎたころ、もう我慢できない💥と焦り、切りのいいところで外に出て、トイレにダッシュしました💨
大量の脂汗がボトボト💦と落ち、眼鏡につたいました。腹痛➡下痢、そして下痢中に吐き気にも襲われ嘔吐しました。
もしやこれは熱中症では?
私の熱中症のイメージは、
めまいや頭痛、吐き気、けいれん、意識障害というものでしたが、まさか下痢は違うだろうと思って調べてみたら該当したのです。
この記事では
- 熱中症はどんな要因でなりやすいのか
- 熱中症の症状例
(自分が知らない症状も実は熱中症ということがある) - 熱中症は数日かかって症状が出てくることもある
についてお伝えしていきたいと思います。
まだまだ暑い地域にお住まいの方、最後までお付き合いくださるとうれしいです。
熱中症の要因
熱中症の原因は主に3つ「環境」「身体」「行動」によって起こります。
環境
- 気温が高い、湿度が高い
- 風が弱い、日差しが強い
- 照り返しが強い
- 輻射熱(温められたアスファルト道路やコンクリートの壁等からの放射によって伝わる熱)が強い
- 急に暑くなった
引用元:熱中症になったときには – 環境省熱中症予防情報サイト
気温もそうですが、湿度が重要な要因のようです。
湿度に関しては日本をはじめアジアは特に高いイメージですが
湿度が高いと、汗をかいたとしてもそれが蒸発せずに、熱が体の中にこもって熱中症になってしまうということをニュースで見ました。
暑さ指数
暑さ指数という言葉を聞いたことありますか。
暑さ指数31度以上(危険レベル)は原則運動中止だそうです。
気温と湿度の関係で、気温が低かったとしても湿度が高いと熱中症の危険レベルになってしまうのです。
この表で、気温31度の部分で、
湿度40-55%までは警戒レベルでしたが
湿度60-75%では厳重警戒レベル
そして湿度80%以上では危険レベルとなっています。
ちなみに9月の半ばというのに、昨日の湿度も70-80%ほどあったようです。
今年の日本の夏は連日気温が上がり、名古屋は35度以上の日が22日も続きました。
名古屋は湿度も高いですからほぼ毎日が熱中症警戒レベルが危険であったといっても過言ではないと思います。
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身体
- 汗をかきにくい高齢者
- 体温がもともと高く体にたまりやすい乳幼児
は熱中症にかかるリスクが高いそうです。
またアルコールを摂取することにより、脱水症状になっている場合もあり、二日酔いの人もリスクがあります。
糖尿病や精神疾患といった疾患を抱えている方も熱中症にかかりやすいため注意が必要とのことです。
行動
運動や長時間の屋外での作業など体温を上昇させる行動、水分補給ができない状態。
これらの3つを避けることで熱中症のリスクを下げることができます。
私の場合は
- 昼すぎで気温が33度越えしていた
- 湿度が高かった
- ヨガのクラスの教室が数十人満員で密な状態、コロナ対策のため窓が全開によりクーラーがあまり効かない状態だった➡風が弱い
- その中で太陽礼拝を何十回も繰り返しやったため気分が悪くなった
➡暑い室内の中で体温を上昇させる行動
この一つでも要素が減っていれば、熱中症になるリスクを下げられたと思います。
熱中症の症状
- めまい、立ちくらみ
- 吐き気、嘔吐
- 筋肉痛、筋肉の硬直(こむら返り)
- 頭痛
- だるさ、脱力感、集中力や判断力の低下など
これらが主な症状だと言えますが、なんと下痢も、熱中症の症状だそうです。
また、下痢もあまりなじみがないのですが熱中症の初期症状としてみられることがあります。熱中症にかからないようにと水分を摂ることは良いのですが、電解質が含まれていない真水ばかりを摂ると身体の中のナトリウムの濃度が薄まるため、塩分濃度を維持するために尿量や便への水分量を増やして体外に排出させようとします。このメカニズムによって下痢が起こると考えられています。
引用元:熱中症の症状・原因とは?下痢は熱中症のサイン?医師が解説します。
そんなこともあるのですね。たしかに塩分が入った飲みものを全然飲んでいませんでした。
一瞬食あたりを疑いましたが、母と私は同じものを食べており、母は下痢にもならず大丈夫でした。
今はなんとか復活しポカリスエットを少しずつ飲んでいます。
飲むときは大量に一気飲みするのではなく、100㏄くらいずつ飲むのが体に浸透していくそうです。
熱中症は数日かかって症状が出てくることも
熱中症は炎天下での運動や活動をきっかけに発症するものだと思っていました。
ところがこちらの記事を読んでみて、数日間かけてじわじわとなってくることも珍しくないと知りました。
40-50代の女性が、日中に内科のクリニックを受診しました
本人:「なんかここ3-4日、全然食欲がなくて…。昨日からは下痢もしちゃってて、なんかお腹をこわしたみたいなんです。胃の薬か何かいただけませんか?」
医者:「なにか古いものや生ものは食べましたか? あと、夜は眠れてますか?」
本人:「悪いものは食べてないと思うんですけど…。ここ何日か熱帯夜が続いてるので、かなり寝苦しいです。まだ7月なのでクーラーは使いたくなくて。いつも朝起きると汗びっしょりです。ちゃんと寝れてないからかもしれないんですけど、立ちくらみも最近特にひどくて…」
こちらも熱中症がかなり疑わしい方です。
熱中症は、炎天下の運動だけで起こるわけではありません。暑い日に一気に熱中症になることもあれば、何日かかけてじわじわ熱中症になることもあります。ずっと屋内にいても、閉めきった部屋で冷房なくすごしていると熱中症になってしまいます。
寝ている間は水分補給ができませんから、10時間近く汗だけをかきながら、一滴も水分をとらないという状況が体に良くないことは、想像にかたくありません。
クーラーの使い過ぎは体によくありませんが、体が冷えすぎないように注意しつつ適切に冷房を使用することは、体を守るためにも大切なことです。
まとめ
熱中症はいろいろな症状を引き起こします。
繰り返しになりますが、主な症状は
- めまい、立ちくらみ
- 吐き気、嘔吐
- 筋肉痛、筋肉の硬直(こむら返り)
- 頭痛
- だるさ、脱力感、集中力や判断力の低下など
- また、下痢も熱中症の症状であることもわかりました。
熱中症の重症度レベル
重症度Ⅱ以上であれば医療機関を受診することが望ましいです。
頭痛・嘔吐があって自分で水を飲めなかったり、症状が良くならない場合は病院へ行ったほうがよさそうですね。
気温が低くなってきても、湿度が高い場合は熱中症のリスクが上がりますので、室内では積極的なエアコンの利用をして湿度を適正に保ちましょう。
エアコンやスポットクーラーなどの機械以外で、湿度を下げる方法はないのでしょうか。
湿度を上げる方法はいくつもあるのに対し
- 濡れたバスタオルを干す
- 洗濯物を室内に干す
- 加湿器
- 寝るときに近くに水を入れたコップを置く
- ストーブがある場合はやかんを置くなど
湿度を下げる方法がエアコン以外にないというのも、今後の夏の過ごし方を考えさせられます。
熱中症のリスクは外でも、家の中でも同様に起こりますので、
まだ暑い時期はエアコンはつけっぱなしで、ご就寝くださいね。
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