普段、自分が働いていないことや人の役に立ちもせず、そして頑張れずに生活していることを恥じて、心が苦しくなります。
そんなときにこちらの動画を見ました。私と似たような状況で、うつ病になり会社を辞め、仕事ができないと悩んでいらっしゃる方のご相談でした。
よかったら最後までお付き合いください。
うつになり会社を辞めて自分責めばかり
視聴者さんからの質問です。
数年前無理に転職をし、肌に合わず徐々にうつになり辞め、働けなくなってしまった。
転職する前はアクティブで仕事が大好きだったのが、今は真逆で自分を責めてばかりいる
最近仕事探しをしていても情勢、年齢などでうまくいかない
働かないと生きていけないし、少しずつでも前進するにはどうしたら?
それに対するみどりさんの答えはこちらです。
これでいいのだと許可をする
(自分を)責める=現状を否定し続けること
今の状態を許可しないと現実はよりよくならない
これでいいのだ~
- ダメでいい
- ポンコツでもいい
- 無能でいい
- 足手まといでもいい
- 働かないでご飯が食べられてもいい
負の状況をOK=これでいいのだと許可すること
でなければずっと苦しみ続ける
あらがわずに抵抗せずに戦わずに受け入れられたときに事態は好転していく。
その抵抗が生まれているうちは事態はなかなかよくならないし、抵抗し続けると状況を長引かせるだけ。
これでいいんだ~と受け入れることが大切。
感情を味わう、の罠
不安やつらさをとことん味わうということとは違いますか?
と質問がありました。
それに対する回答は…
それをやって苦しんでいる人がいる。
この不安や嫌な感情を味わったら、楽になれるんだよね?
これをやったから楽になれるんでしょ?
OK, だったら苦しむわ…!
という考えでやっているうちは楽にはならない。
その根底で、許可をしていない。
楽になるために、不安やつらさを感じようとしていることは
本当の意味で、不安や苦しみがあっていいと思っていない
感じ切っているのに全然不安や苦しみがなくならない・・・なぜ?
ではなく
不安やつらさがあっていいのだと許可をする
まとめ|現状を肯定する
なるほど、今まで自分は嫌な感情を味わうのが嫌だから、何とかしようといろいろな方法を検索していたけれども、じつはその感情も感じていいのだと再認識しました。
さんざん陰と陽、プラスマイナスは半分ずつという理論を言っておきながら、頭でわかっているだけで腹落ちしていなかったのです。
できない自分を否定するばかりで、現状をしっかりと受け止めていませんでした。
自分責めというのは現状を否定していることなのですね。
考えてもみてください、今後人生を生きていく中で100%いいこと(自分にとって)だけ起こるとは思えません。
100%いつもいい感情でいることは不可能です。
いつもポジティブな気持ちで生活できたらすばらしいですが、戦争が起きたり、地震台風で家を失う、コロナに罹患するということも考えられます。
だとしたらこれから先、何が起きても這い上がってニコニコポジティブでハッピーでなくてはならないと、無理にしなくてもいいということです。
つらいときはつらいという感情を味わう───ただそれは楽になりたいから苦しみを味わう、という打算的な考えからではなく。
こんな自分でいいんだ=すべてを許容する
ということにつながるのかなと思いました。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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