追記あり【放射線治療】どんな副作用 皮膚炎 実際のところは

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放射線皮膚炎 家族

母の病状を備忘録代わりに記録したいと思います。

今年3月、母にガンが見つかり、ガン切除のため入院手術をしました。

しかしガンがまだ残っている可能性があるため、追加で術後に放射線治療を行いました。(稀なガンのため病名は伏せます)

放射線治療とは、

ガン細胞に放射線を当てて死滅させるもので、正常な細胞にも炎症が起こるため副作用があるといわれています。

(正常な細胞はその後入れ替わってまた再生します)

母の場合

  • 大腸から出血するリスクがある
  • 尿道から出血するリスクがある
  • びらんができるリスクがある

などを注意するリスクとして言われました。

もし出血して止まらない場合は、大腸からカメラを入れて止血するということも聞きました。

そうして始まった放射線治療。

治療回数は病状によって、異なります。

乳がんだと16-30回、肺がんだと30回程度のようです。

母の場合ですと、30回、土日祝のぞく平日5日、6週間続ける必要がありました。

放射線治療自体は照射する時間は2分程度。

着替えや機械の照射セッティングなど含めると一人当たり10分くらいで完了しますが、ほかの人の待ち時間で30-40分かかるときもあり、小一時間は必要でした。

15回までは症状なし

副作用が出始めたのは15回を過ぎてからでした…

痛みもなく、患部が日焼けしているという程度。

しかし15回を過ぎると一気に悪化してきました。

16回以降 皮がむける

放射線を受けている表皮の部分がむけてきました。

医師の診察を受けて、ヒルドイドソフト軟膏をいただきました。

その数日後、今度はお尻が痛いというので痔でもできたのかと思いきや、やけどによる水膨れができています。

びらんといって、皮膚が赤くはれあがってきました。

出血もしてきて、新たにステロイド(ウィーク)と痛み止めをいただきました。

21回以降

主治医の診察を受け、ステロイドの強いリンデロンをもらい塗りました。

21回以降がとてもひどくなってきて、ちょうど口内炎のような潰瘍がいくつもでき始めました。

水膨れも1つではなく2,3個でき始めました。

26回以降

びらんがはげしく、口内炎のような潰瘍から排便のたびに出血するようになりました。

医師からはとても強いステロイド(ネリゾナ)を出され、それを塗って30回の終了まで様子を見るように言われました。

患部周辺の皮膚が日焼けでカサカサになり、かゆみが出てきました。

30回終了後から1週間

終了したときは、患部が赤くただれて腫れあがり、口内炎の潰瘍が何個もできていて、やけどで皮膚がめくれあがっていました。出血もあります。

その2日後には、患部周囲の正常な皮膚が日焼けの後のように皮がべろんとむけて、皮膚の下が真っ赤になっていました。

4,5日後には皮がむける範囲がどんどん広がり、放射線を当てた範囲が全体的にむけてきました。

1週間すぎるころにはそのむけた皮膚から膿のような液が出て真っ赤に腫れあがりました。

患部の口内炎のような潰瘍はまだ治っていません。

病院に通う頻度は週1回となりました。

終了から2週間

引き続きステロイドを塗っています。

皮がベロンとむけてしまった部分から膿が出てきて、その中にもびらんができて、白いぽつぽつとした口内炎の潰瘍のようなものがたくさん出てとても痛がっています。

毎週の診察であたらしく「亜鉛華軟膏」というものをいただきました。

真っ白い軟膏で服につくと落ちにくいので、ガーゼで保護をしています。

こすっても落ちないため、オリーブ油で落とすように言われましたが、なかなか落ちません…

今まで使っていた泡のボディソープを変え、固形石鹸を使っています。洗浄力が高いのでおすすめです。

保湿も大切で、プロペトかヒルドイドを塗っています。

ヒルドイドの場合は、炎症が起きている箇所には塗れないので、炎症がなくカサカサに乾燥してしまっている部位に塗布しています。

プロペトは刺激が少ないため、炎症がある部位にも塗布可能です。

3週間

徐々に膿が出ていた部分が乾燥して皮が張ってきました。

膿が出る範囲も小さくなってきて、白い潰瘍も減ってきました。

古い皮膚がむけて、ビロビロと出ていますが無理にはがすことはせずに、はがれ落ちるのを待っています。

新しい皮に生まれ変わるのを待って、引き続き薬を続けます。

4週間後

赤い部分がなくなり、潰瘍が消滅しました。

皮膚が新しく生まれ変わり、徐々に厚くなってきました。

亜鉛華軟膏を中止し、ステロイドのみとなりました。

次回からはステロイドも普通の強さか弱いタイプになりそうです。

【追記】5週後

新しい皮が張ってきて、ステロイドも弱いものに変わりました。

今までは強さが2番目のものでしたが、4番目に変わりました。

今後肌が生まれ変わって治って行ったらプロペトのみになりそうです。

また、間隔も2週間に一度に変わりました。とてもありがたいです。

まとめ|時系列

放射線治療 経過
  • 1-15回
    主だった症状はない

    徐々に日焼けしている程度で痛みはない

  • 16回ー
    一部皮がむける

    皮膚の皮がむけてきて、びらんや水膨れが始まる

  • 21回ー
    びらんがひどくなる

    皮膚の炎症、赤くなり、白いぽつぽつとした潰瘍や水膨れも2,3個できる

  • 26回ー
    赤い腫れ、炎症がどんどんひどくなる

    口内炎のような潰瘍から出血する ひどい痛み

  • 30回終了
    腫れ、潰瘍、びらん、MAX 正常な部分の皮もむける

  • 1週間後
    正常な部分の皮がむけて膿が出てくる

    放射線を当てた部分全体の皮がむけた

  • 2週間後
    薬が効いてきて膿が減ってきた

  • 3週間後
    皮がむけて新しい皮膚に入れ替わり中

  • 4週間後
    ほとんど潰瘍が消滅、新しい皮膚が張ってきた

    痛みもほとんどなくなる

  • 5週間後←今
    新しい皮膚を形成中

    ステロイドも弱いタイプに変更

このあとも随時更新していきたいと思います。

最後までお読みくださりありがとうございます。

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