自殺したいほどつらいとき 三浦春馬さんの死を受けて

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STOP Suicide 自殺

突然の悲報が飛び込んできました。

有能で、多才で、好青年で、誠実そうな印象の
三浦春馬さんが亡くなりました。30歳でした。

ニュースを見てショックを受けられた方も多いと思います。

三浦さんはとてもストイックで自分に厳しく、周りには優しいという面があったそうです。

これだけの演技力や知名度を考えると、ご自身は人の何倍も努力し、結果を出されている。
お仕事も超多忙のひっぱりだこ、人気の実力者でした。

比べるのもおこがましいですが、私のようにやってもいないのに、すぐに弱音を吐いてしまうタイプではないと思います。

もしかしたら、頑張って努力してもご自身の理想とされるものと、その現実とのギャップに悩まれていたのかもしれません。

今回の自殺の原因は、SNSでの誹謗中傷などが原因かとささやかれています。他人は何でもまことしやかに勝手に理由を取り付けますが、実際のところはご本人にしかわかりません。

親御さんのことを思うととても胸がつぶされそうになります。

若き俳優の突然の死に

日本中が深い悲しみに包まれて
そして喪失感に襲われている

そんな感じがします。

三浦さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

生きたいように生きられない

自分の場合、なぜ死にたいかと考えてみたら

こうだと思います。

私

自分が生きたい人生を生きられない

40代後半、職歴も多数、
ブランクありのこんな私では
今からではもう、仕事で這い上がるのが難しい。

バリバリと世界を飛び回って働いていたあのころには戻れないだろう。

正社員と呼ばれる仕事に就くのはもう無理だろう。

何もできない自分に腹も立つし

イライラもする。

一歩も踏み出せないで一日が終わり

それが何年もに積み重なっていく。

親がなくなったら自分はどうするつもりなのだろう。

ホームレスにでもなるつもりなのか。

このままいったらひどい未来になるのがわかっているのに

何も行動できずに、固まったまま

そして仕事も探さずに終わる。

貯蓄を食いつぶしていく日々。

それもいつまで持つかはわからない。

まるでゆでガエルのよう。

ゆでガエルというのは、
水に入ったカエルが鍋の中でゆでられているのに、お湯になっていくことに気付かずに、最後はうだって死んでしまうということです。

つまりは危機がそこに差し迫っているのに気づかないという比喩的表現です。

老後は死ぬまで働かないといけない

それでも、人生は思い通りにはならないもの。

最後はお金がなくなったら死ぬしかないということか。

老後には全く希望は持てないし体もどんどん悪くなっていくでしょうし、
この先自分が死ぬまで働けるかと言われたら「できます!」とはとても言えません。

ところが、老後は死ぬまで働かないとならない日本の未来が来そうです。
老後はみんな働きたくありませんが、生活の糧のために働かざるを得ない現実が待っているのです。

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逃げるが勝ち?

友人がこう言ってました。

友人
友人

もしダメだったら、仕事でも何でも辞めて逃げればいいのよ

私も一般人ならば、そう考えるのは当然と思います。

しかしながら芸能界で働かれているゆえに背負うものが大きい、
ご本人が芸能界を辞めて休もうとできなかったから、死を選んだのではないでしょうか。

逃げられない事情があったと思いますし、
ご本人は責任感がとても強かったのではと思います。

いづれにせよとても残念でたまりません。悲しいです。

人生に希望を持てない

私の場合は、先ほど述べた
自分の人生を生きたいように生きられないというのが最大の理由ではありますが

それと同時に、

この先の
将来が見えない

というのも一因です。

人生の希望を持てない
この先の人生はお先真っ暗。
悪くなっていくばかり…

こんなふうに感じます。

ゲームではリセットボタンを押せば何度でもやり直すことができます。

初めに手数の悪い札や配列が来たとしても
リセットしてやり直しがききます。

ところが現実世界では、
生まれた家の環境が悪かったり、
就職で何度か失敗をするとなかなか這い上がることができません。

就職氷河期の話を別の記事で書きましたが

私のような職歴10社以上の人間が、今よりも収入も地位もランクアップして、いい職場に巡り合う、今の状態から這い上がるのは至難の業です。

職を変えるたびにどんどんと地位や収入が落ちていく…

社員も受からなければ派遣も通らない、劣悪な環境のパートアルバイト、しまいには仕事も得られないことが目に見えています。下りの坂道をゴロゴロと転がり最後は崖から落ちていくのがわかります。

ほんの数パーセントの人間だけが、成功し生き残れる世界でどうして希望を持てるでしょうか。

…と私はネガティブ思考でひねくれているので余計にそう感じてしまいます。

どれだけ頑張っても手に入れられないもの

想像できないほどの努力をされていた三浦春馬さん…

地位や名誉、容姿端麗、莫大な収入など一般人から見たらすべて持っていように見える彼が、そこまでしても叶えられなかったもの、頑張っていたがゆえに得られなかったものは何か。

自分がどれだけ努力してもかなわない
手に入れられないもの
自分の願うとおりにならないものがあったのではないかと…

そう感じています。

こうやって何を言っても憶測の域を出ることはなく、もう彼は戻ってきませんが、有能で若い命が失われたことがとても残念で仕方ありません。

改めて、三浦さんのご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、彼の映画・ドラマ、残してくれた作品を今後も楽しんでいきたいと思います。

最後に|自殺とは

自殺は簡単にはしてはいけないものと誰もがわかっています。

周囲に与える衝撃もさることながら、その遺族はずっと心の闇を背負って死ぬまで生きていかねばなりません。

どうして助けられなかったのだろう
あのときなぜ話を聞いてあげられなかったのだろう
なぜもっと早く気づいてあげられなかったのだろう
自分に何かできること、事前に止めることができたのではないか

家族、知人友人、関係者はみんなそう後悔し、深く嘆き悲しむでしょう。

後先の、周りに対しての影響、すべて考慮した上でも、ご本人は死を選んだわけです。

責任感の強い人ほど、人に迷惑をかけてはいけないと一人で抱え込む傾向が強いように思います。

その苦しみはご本人にしかわからない部分があると思いますし、人生にはどうにもならないことはあります。

死にたいという気持ちは、あって当然の気持ちです。
つらさ、苦しみの中でそういう気持ちになることはだれしもあることです。


死にたいほど、消えたい
自分が自由に生きられないから苦しい

それはまた、
生きたいことの裏返しとも取れます。

ただ、ただ、今言える言葉としてはほんの少しでもいいので、胸の内を信頼できる人に相談してくれていたらと悔やんでなりません…

一人で抱え込みすぎないで…
You are not alone

これ以上若い方がなくなると、とても心が苦しいし、悲しいです。

人生こんなにひどいことが起こるのかと、夢も希望もない状態に陥るときもあります。

しかし生きづらい世の中だからこそ、みんなで助け合っていこうとするのかもしれませんね…

怠け者私<br>
怠け者私

こんな私でも生きてます
今日お昼は作りたくなくて
カップ麺とポテチです

ずるっとな~ラーメン大好き小池さん💛

それでもいいんです…
受け入れ、許すこと、いい加減のゆるさが大切かもしれませんね。

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