最近図書館へよく行くようになりました。
ようやく本が読めるようになったという感じです。
今まで落ち込んでいるや闇の中にいるときは本をたくさん借りてきても全然頭に入らなかったり、本を開く気力すらも沸かないことがありました。
「繊細さん」の幸せリストという本を借りてきて、その中に人生には3つの時期があると書かれていました。
3段階とは以下のようなグラフで説明してくれています。
1.痛みを治癒する時期
2.ゼロ地点
3.愛や喜びを探求する時期
よかったら最後までお付き合いください。
痛みを治癒する時期
この時期は基本的に自分の傷を癒すための時間となります。
一生懸命に何かをしようとしてももがき苦しんだり、頑張ってもどんどん底に落ちてしまうので、ご自身の心を守ってほしいと思います。
私もずっとこのツライ時期を経過してすでに6,7年となりますが、いまだゼロ地点に行けたのかどうかまだ分かりません。
この時期に無理やり頑張ろうとするのは止めて、自分に優しくするのがいいと思います。
また、寝る前に3つの感謝をするといいかもしれません。
私の場合これに救われたような気がします。本当にささいなことでいいんです。ご飯が食べられた、寝る場所がある、ネットがつながる環境であることなど。どんなことでもOK。
ゼロ地点から1、プラスの時期
深刻な悩みが解消され、自分なりの生き方をしていくと、痛みの世界にいるよりは、自分の幸せへと向かってやりたいことや目標を達成したくなります。
この時期になって初めて、何か新しいことを始めたり、負荷のかかることをしても大丈夫なのだと思います。
日本人はみんな頑張ろうという精神が旺盛で、仕事でもとても勤勉な人種です。
ほかの人があれだけできているのだから、自分は追いつけるようにもっと頑張らなくては…
自分よりもっとつらい人がいるのだから自分はもっと我慢しなくては…
と義務感、責任感がとても強いです。
それを心が元気なときならばまだしも、先ほどの「痛みを治癒する時期」では頑張ることができません。
何か新しいことを始めたり、ストレスのあることをやるときには
心に弾力があるかどうか、多少の負荷を跳ね返す力があるかどうか、自分と対話して、心の状態を確認するといいと思います。
ストレスのあること、就職、転職、結婚、海外留学、起業チャレンジなど、今の現実から羽ばたいて違うステージに行くとき、大きな決断はこういうポジティブな時期にやるといいでしょう。
まとめ|マイナスとプラスの時期はやることが逆
マイナスの時期にやること
心に元気のないとき、頑張ろうとしても空回りしたり、うまくいかないと余計に自分を責めたりします。
自己嫌悪に陥ったり、ますますマイナス思考に偏ってしまってどんどん落ちることが多くなります。
そんなときは、よく言われていることですが、あえて何もしない時間を作ることが大切だと思います。私の場合は数年です。
心の傷が深ければ深いほど、治るのに、浮上するのに時間がかかります。
心は見えないだけに、どこまで治っているのかまったく分かりません。そしていったん浮上したように見えても、また急転直下し、しばらくは沼にはまったように先が見えない苦しい状態が続くこともあります。
プラスの時期に来たら
ゼロ以上プラスの時期にきて初めて開花するものがあります。
何かをやってみたいというエネルギーが貯まってきてようやく動き出せる感じです。
趣味でも仕事でも何でもやりた買ったこと、挑戦したかったことをやってみましょう。
自分の心の状態によって、やることが真逆になりますね。無理に頑張ろうとかさぶたをはがすような行為をしなくてもいいのです。落ち込んでいるとき、立ち直れる日まではじっと根を張る、優しく自分の心を守る行動をしてみてください。
常に日々の心の観察をすること、非常におすすめです。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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