どうしてもポイ活をやめられないと悩んでいたときにこちらの動画を見ました。
こちらの動画ではKyokoさんがやってはいけない副業について3つ絞ってお伝えしています。
その中にポイ活というワードがあってびっくり。
そしてなぜポイ活がやめられなかったのか、その理由とは…?
よかったら最後までお付き合いください。
やってはいけない副業3つ
労働型バイト
- コンビニレジ打ち
- ウーバーイーツの配送
- ミステリーショッパー
- ベビーシッターなど
バイトXバイトのように時間を切り売りする仕事はやってはならないといいます。
お金<時間
が人生の価値だからです。それは重々わかっています。年を取るごとに、時間の大切さというものが身に染みてきます。
ただ、私はこの時間労働型については、作業自体が好きな人もいれば生活のためと割り切っている人もいると思うのであきらかな肯定はしかねます。
ベビーシッターなどは赤ちゃんが好きな人にとっては天職とも思えるものだと思いますし
コンビニのレジも生活にはなくてはならないものですし、その仕事も好きといえる人はきっと多くいるはずです。
投資型副業
海外FX・仮想通貨など投機性の高いもの
こちらはハイリスクハイリターンということでやってはならない副業というよりかは、
やる順序が大切であり、
あくまで本業が基盤に乗ってきて「その余力の資産にて投資をする」ということが正解のようです。
お金がないと一攫千金を狙って、危険なレバレッジをかけて投資をしてしまいがちです。
お小遣い稼ぎ型の副業
- ポイントサイト
- チャットレディ
- 内職など
まったくスキルがつかない
単価が恐ろしく低い…!
そのとおりです。
1クリック1円というものもあれば、いまや10クリックでやっと1円というものが数多くなりました。コロナ禍で広告費を削っている状況のため、さらに宣伝費が落ちてもらえるポイントも下がっているのではないでしょうか。
✅クリックするだけ➡誰でもできる・簡単という、売りではありますが
何も知識や経験が蓄えられません。私も今の状況を危惧しています。
やるべき副業とは
- 時間と場所に縛りがないもの
- スキルアップにつながるもの
- 収益の拡大が見込めるもの
この3つだそうです。
おそらくですがネットを使ったIT系しかないような気がします。
となると誰が直接的な仕事をするのか?という話にもつながってくるのではないでしょうか。
エッセンシャルワーカーという言葉がコロナ禍には耳にしたことがあると思いますが、直接的に人と触れ合わなければ成り立たないビジネスもあるわけで、医師や専門的な医療スタッフを除いて、
お店、サービス業や物流、宅配など
じゃあ誰がその任務を請け負うか?となるとバイト、パートということになりますよね。
常に社会的弱者がその嫌なことを一手に引き受けざるを得ない、ゆがんだ構造・格差社会が見えてきてしまいました。
ポイ活をなぜやめられなかったか?
先回の記事にて獲得戦略と軽減戦略について記事にしましたが➡こちら
さらに獲得することよりも今持っているものを失うことのほうが、強い感情を揺さぶられるのだと思います。
ポイ活をやめられないことは前述のとおりですが
きっと、不安・恐怖を感じる原始的な脳(偏桃体)が働いて危機的な状況を避けるための思考になっているのだろうと私は思っていました。
しかし調べてみるとプロスペクト理論というれっきとした理由がありそうです。(その行動も元をたどれば偏桃体のしわざなのかもしれません?)
プロスペクト理論
投資の世界ではよく聞かれる言葉と思いますが
ようは得をするよりは損を避けたい、損したくない
得をしたいけれども、
損するのは嫌だ!
という人間の心理を突いた行動心理学です。
“例えば、以下の二つの質問について考えてみよう。
- 質問1:あなたの目の前に、以下の二つの選択肢が提示されたものとする。
- 選択肢A:100万円が無条件で手に入る。
- 選択肢B:コインを投げ、表が出たら200万円が手に入るが、裏が出たら何も手に入らない。”
結果はどうなったでしょうか?
この質問について多くの人はAを選びました。
質問1の場合は、「50%の確率で何も手に入らない」というリスクを回避し、「100%の確率で確実に100万円を手に入れよう」としていると考えられる。
引用元: Wikipedia プロスペクト理論
別のネットの例では、
コインを投げて
- 表が出る→100万円をもらえます。
- 裏が出る→50万円を失います。
ゲームに参加しない場合、無条件に20万円を手に入れることができます。
100万円得られるよりも確実に自分が手に入る20万円を多くの人が選んでいます。
ポイ活もそのとおりで、額は少額なのですがポチポチすれば1日10円、20円は得られるということでバカげていますがついやってしまいます😅100%の確率で数円手に入ります。
0よりも確実性を取っているんですね。なるほど!妙に納得してしまいました。
アドセンスは逆に不確実です。
ブログは財産といいますが、ブログを書くのも1日2、3時間以上かかります。それに対して1円にならないときもあれば20円/日を超えるときもありますが、それこそ博打といってもいいかもしれません。時間の単価にしてみたら、内職よりもひどいものです。3時間1円って…
だからこそ、確実にお金をもらえる時間切り売り型のほうが手っ取り早くお金を稼げるという理由により選ぶ人が多いのでしょう。
まとめ
人間は損をしたくない生き物ということですね。
もちろん大きく稼げればそれに越したことはありませんが
時間労働のほうが手っ取り早く確実にお金を稼ぐことができます。
(雇用なので解雇されるなど不安定ではありますが💦)
メリット・デメリット | 時間型労働 | 頭脳型労働 知的労働 |
稼げるまでの時間 | 早い、すぐお金が入る | 成果になるまで遅い、 時間がかかる |
特徴 | ・体調不良、病気のときに稼げない ・ある一定額以上は入らない |
・収益の仕組みを作ればレバレッジをかけたように 自動的にお金が入ってくるようになる ・しかし確実性はない |
しかし将来的に自分の体が動かなくなったときのことを考えると、やはり肉体労働をしなくても知的労働で生きていけるだけの仕事をしていけるのが理想です。
損をしたくない!という気持ちが行動心理学からきているとは…私もその心理に乗っ取って行動していたんですね。
これ面白そう!👇
コメント